私は下高井戸の青木産婦人科さんで産まれ、下高井戸の商店街の中で育ちました。
男ばかりの3人兄弟、家業は丸シフルーツ(果物屋)です。
5歳上の長男は父の教師志望の夢を教える男と書いて教男(のりお)、3歳上の次男は8月15日、終戦記念日に生まれたので平和と書いて(ひらかず)、三男の私は本当は女の子を期待していたのに又々男だったので、簡単に三郎(さぶろう)に決まったのではと思っています。今はこの名前、親しみやすくとても気に入っています。両親に感謝です!
父の頃はとても貧しく、現在の幡ヶ谷付近から借金取りに追われ流れ流れて、下高井戸駅隣の場所を京王電鉄からお借りして、駅の売店、氷の配達、引越し、果物屋などを行うことで何とか生計を立てることができるようになったと聞いております。

子供時代は呉服屋のマモちゃん、和菓子屋のテルちゃんと毎日のように鼻水を垂らしながら商店街の中でメンコや缶蹴りやだるまさんが転んだ!などで遊んでいました。
しもたかステーションの荻野照己さん(テルちゃん)は松沢小・松沢中の2年先輩、下高井戸商店街振興組合理事長の旦尾衛さん(マモちゃん)、松原土木の頭、松原敬尚さん、
一風のマスター田嶋良一さんは松沢小学校の同級生、旦尾さん、松原さんは松沢中学校でも同級生でした。
高校・大学と学習院に進学、後の高円宮殿下と7年間、目白の学び舎でご一緒させていただきました。学習院在学中は硬式野球部に所属し、良き先輩、良き同輩、良き後輩に恵まれ今でも楽しい交流をしています。

卒業後は家業の丸シフルーツ店に従事し、美味しい果物や野菜をお客様にご提供できるよう努力してまいりました。丸シ商店は昨年創業100年を迎えることができました。地域の皆様に愛される下高井戸商店街とともに、これからの50年・100年を目指して昨年フルーツパーラー「パーラーシシド」を新設致しました。地域の皆様の憩いの場になれるよう頑張ります。
また下高井戸商店街振興組合副理事長としてスタンプ事業、サマーフェスティバル実行委員長、箱根駅伝クイズの提案者として活動しています。その他、菅原神社の役員、松原3.4丁目の副会長として地域活動に参加しています。これは【一商人にでも地域のお役に立てることがある】という父鉄男の信念を受け継いでいるからです。これからも努力邁進して参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

こちらに父鉄男と兄教男の活動の履歴を掲載しました。